院長ブログ
2012年9月10日 月曜日
2か月ぶりに来院された患者さん。スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
2か月前に一度来院を中止された患者さんが久しぶりに見えました。
膝が動かない、ということで前回は6ヶ月近く来院されておりましたが、私が患者さんの期待にこたえる事ができず、一度他の所に行ってみたいということで来院を中止された患者さんです。
しかし・・・膝の神様?とうたっている治療院やリンパマッサージなどを試して、結果良好な結果を得られず、再び来院されました。
中には本当に奇跡を起こせる神の手を持った人がいるかもしれません。
しかしそういった神の手に出会う可能性は基本的にほとんどありません(そういった神の手はアートの世界であり、相手を選ぶこともあり、再現できないことも多い)。
私のところも神の手を持つ人間ではなく、現在の医学を勉強し、また可能な限り再現できる治療をめざして行っています。
現代医学ではまだまだわからないことも多いのは実情ですが、そういった中で一度効果があったからさも誰にでも効果が出るとうたって、患者さんの不安な心理に漬け込むような治療家にはならないようにこれからも精進していきたいと思っています。
ただこの患者さんに教えて頂いた事ですが、治らない・・・と割り切ってしまう治療家もいます。確かに元の体に治る事はできない患者さんも多々おりますが、そこで丁寧な治療ができないと信頼関係は全てなくなってしまうということです。
治らないことは患者さんも分かっている時もあります。しかし可能な限り最善を尽くし、どこまでをゴールにするかを話し合うことも大切にしないといけないと教えられました。
今回は私の今日の反省を長々と読んで頂きありがとうございました。
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2012年9月7日 金曜日
寝違え?頸椎症?スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
今日は寝違えから1週間首が痛いという患者さんが来院されました。
寝違えにもいろいろありますが、
首の筋違え・・・こんなイメージが一番しっくりくるのは実際のところでしょう。
私が病院に勤務していたころは、あまり寝違えで来院される患者さんは見えませんでした。
まあ寝違え(筋違え)だけなら病院に行かなくても治るだろう、ということでしょう。
ところが今回の患者さんは、どうもそれだけでは終わらなかったようです。
寝違えをしたときに多いのは
①僧帽筋の痛み
②胸鎖乳突筋の痛み
③斜角筋の痛み
このどれかの筋が痛んでいることがほとんどです。
しかし、それらの痛みはあまりなく、
首を動かしたときに、筋肉よりも内側に痛みがある・・・ということでした。
首の場合、年齢を重ねるごとに、少しずつ老化(骨の変形)がおこります。
首の変形がある場合、頸椎症といわれることがおおいのですが、そうなるとちょっとしたことで痛みが発症し、そして長続きしてしまいます。
頸椎症であってもしっかりと管理をすればすぐに症状は治まりますので、早めの来院をおススメしました。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月6日 木曜日
アキレス腱断裂の予防法。スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
アキレス腱断裂を起こしやすい30代から40代の方へ。
アキレス腱断裂を予防するにはストレッチがまず一番です。
ふくらはぎからもも裏までしっかりとのばしておくと、運動不足の体でも多少の予防がききます。
その前に運動不足の方では急な運動に要注意です。
これから運動会の季節ですが、
パパ・ママの威厳を見せるために急に無理をすると失敗しますので、特に注意してください。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月5日 水曜日
アキレス腱断裂は手術?スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
さて、今回はアキレス腱断裂を実際に起こしてしまった場合のお話です。
私の接骨院にはまだそういった患者さんは見えていないのですが、前の職場(米田病院)では多くの患者さんの治療にあたらせて頂きました。
その経験からいうと・・・
①アキレス腱断裂といっても、全て手術するわけではない!!
②スポーツ復帰などを早くしたい場合は手術の方が若干速い。
③アキレス腱が最低限くっつくためには8週間くらいかかる
④ふつうの場合3ヶ月以上は走らない。
アキレス腱断裂というと、昔巨人の吉村選手、最近だとあまり聞かないですが、スポーツ選手の場合はやはり手術がベターでしょう。
しかし手術はお金もかかりますし、日常生活なら手術なしでもあまり時間はかわりません。
しかしここで大切なことは・・・
しっかりとアキレス腱断裂であることの確認ができることです。
私も経験上アキレス腱断裂は何人も見てきましたが、まれにわからない場合があります。
最近の診断技術の進歩で、アキレス腱断裂は超音波検査やMRI検査で確実な診断ができます。
とりあえず、アキレス腱を誰かに殴られた感じがしたら、当院か、信頼のできる整形外科などへ受診されることが一番です。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月4日 火曜日
アキレス腱断裂?スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
アキレス腱断裂についての教科書的なお話です。
①アキレス腱断裂を起こしやすいのは30~40歳くらい。
②ほとんどの方は後ろからアキレス腱をけられたり殴られたりした感じを受ける。
③歩くことはできないこともあるが、歩ける人もいる。
④断裂したところは指で触るとへこんでいる
⑤手術しなくても治るけれど、放置しておくと歩行に強い障害が出てくる。
まずこんなところでしょう。
患者さんとして注意してほしいのは①~③です。
そろそろアキレス腱が切れやすい年齢の私と同じようないわゆる気だけは若いお兄さん、お姉さんは
スポーツをするときにはしっかりとアキレス腱を伸ばしてから始めましょう。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月3日 月曜日
アキレス腱断裂ってどんな感じ?スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
最近当院にアキレス腱の痛みを訴えて来院される患者さんがいます。
アキレス腱の痛み・・・といってもアキレス腱が切れているわけではありません。
サッカーや陸上などでは使い過ぎや体の使い方の問題から比較的多く発生しています。
今回アキレス腱断裂?というテーマを選んだのは、今度中部接骨学会(柔道整復師の学会です)でアキレス腱断裂というテーマでアンケートが来たからです。
アキレス腱断裂・・・私が病院に勤務していたころは何回か治療にあたらせてもらいました。
今接骨院を開業して1年と4カ月経ちますが、まだアキレス腱断裂で来院された患者さんは見えません。
明日からはアキレス腱断裂についてちょっとまとめてみたいと思います。
今日は予告だけです・・・
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月2日 日曜日
一宮健康祭り!に参加してきました。
今日は朝から一宮健康祭りに柔道整復師として協力してきました。
私の参加したブースは体力測定でしたが、
①身長・体重・握力
②開眼片足立ち
③ファンクショナルリーチ
④タイムアップアンドゴー
以上の4つの項目を参加された方々に体験してもらい、評価するブースでした。
(基本的には高齢者対象のブースですが、若い方もかなり参加していました)
高齢者の平均に比べると、今回の皆さんはほとんどが元気!!
片足立ちを3分間できるつわものが多数!
歩くスピードも計測しているせいか速い!
高齢化社会と言われていますが、元気な人は元気です。
国もこういった元気のある人をしっかりと活用しないといけないと思います。
急に政治的なメッセージになりましたが、元気のある人が増えないと日本はダメになってしまうのではないでしょうか。
若い人も夏休みが終わりますがガンバレ!
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年9月1日 土曜日
投球障害肩の治療③予防が大事。スポーツ障害・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
投球障害について、これまで病院で学んだこと以外に患者さんから教えてもらうことも多いです。
投球のメカニズムについては私もしっかり勉強してきましたのでわかるのですが、昨日高校球児からこんなことを教えてもらいました。
「テスト開けの体でキャッチボールをすると、少しの間投げ方がわからなくなっている」
これは私には盲点でした。
確かに日本の高校では普通テスト週間があり、その間部活動は行われません(青森県の野球特待の学校の場合はやっていましたが)。
そうなるとやはり治りかけの体や痛みがほとんど消えた体の場合だと、意外と簡単に再発してしまうです。
フォームだけの問題ではなく、体の機能も落ちてしまうので、野球が大好きだけれど進学校に通っている選手は、オーバーユースといっても発生の仕方が異なるようです。
まだまだ臨床の場でいろいろと勉強する事が多いということを再認識した患者さんからのありがたい教えでした。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年8月31日 金曜日
投球障害肩の治療②スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
昨日は問診の話をしました。
高校生の場合、一生懸命中学で野球をやっていた選手ほど、古傷を抱えていることが多いので注意が必要ですね。
実際の治療では、肩の痛みがどこにあるのかも非常に大切で、おおざっぱに言うと
①前側の痛み
②後側の痛み
で治療の仕方は異なります。
しかし!大切なのは投げる前にしっかりと腕が動かせるようになること。可動域が十分にあって、その範囲内で痛みがないことが必要です(可動域がすでに狭くなりすぎた場合や、あきらかな異常があれば手術適応になります)。
この上で投球フォームのチェックと、全身の基本的な可動域、筋力を評価して、さらに細かく治療に当たります。
当院は治療家が私一人なので、こういった患者さんの場合は多少お待ち頂くこともあります。
読んで頂いてありがとうございます。
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2012年8月30日 木曜日
投球障害肩の治療。スポーツ外傷・巻き爪矯正・交通事故治療の江南市はっとり接骨院
1日あいてしまいましたが、投球障害肩の治療についてです。
まず一番初めに確認することは
いつから痛いのか。ということです。
これは本人しかわからないことですが、ここではっきりとした問診が行えないと治療は対症療法になってしまいます。
以前から痛い、中学生のころに痛みがあった、今日急に痛みが出てきたなど、その経歴によって治療方針は大きく変わります。
一番スムーズに治療が組めるのは、今日急に痛みが出てきた、ここ2~3日で痛みが出てきた、という急性症状です。
一番厄介なのは1年以上痛い、痛いけど投げていた、そして試合が立て込んでいる。という場合。
次の試合はどの程度大事なのか(大事でない試合・・・というのがあればです)、それを冷静に考えることができると治療方針も立てやすくなります。
接骨院では投げながら治す。というイメージを持たれていると、私の所では治療がやりにくい場合もあります。
投球を中止することは非常に大事な治療法だということもご理解ください。
読んで頂いてありがとうございます。
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