院長ブログ
2013年4月27日 土曜日
投球障害肩のケアについて。
さて一昨日のブログの続きです(ちょっと昨日は疲れてブログはお休みしてました)。
野球障害肩は中学生以上になってくると増えてきます(ちなみに小学生では肘にくる子供がほとんどです)。
なぜ高校生になってくると肩に痛みがでるのかは諸説ありますので、ここでは割愛します。
では実際にはどういったケアが必要かというと・・・
まず第一に必要なのは(というかこれをしないで野球をするな!といいたいレベルです)
アイシングです。
アイシングについてはご存じの方が多いかもしれませんが、実際に野球の練習ごとにやっているとなると、かなり少ないのが実状です。私の接骨院でもアイシングの説明を患者さんに何回したものか。
私のような柔道整復師やトレーナー業をやっている方は専門学校の授業などでやり方など詳しく知っていると思いますが、多くの学生選手は実際のところを授業で一回聞いただけで、あとはやったことがない。そのためやり方がわからない(日本人の場合はやったことがないことは、出来ないと考えてしまいがちです)ので、アイシングはテレビの中の世界となっているようです。
今回の高校生内野手の肩も、アイシングの徹底を説明し、アイスバッグを購入してもらって、実践してからはかなり痛みが引きました(つまり私は説明しただけ?)。
患者さんは治療法の詳しい方法を求めていることが多いのですが、病院ではあまり詳しい対処法(特に実践的な方法)を教えてくれていないようです。
今日も別件の患者さんから同じような話を聞きました。
しっかり説明して、ご理解いただくことが一番大事なようです。
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