院長ブログ
2013年1月26日 土曜日
痛みの国際シンポジウムで学んだこと③
今日は江南市は多少雪が積もっています。そして寒い!
寒いと体が痛くなる。まだはっきりしたメカニズムはわかっていないようですが、天気が悪くなると痛みが出るというのはアンケートではかなりはっきりしているようです(こんなことも国際シンポジウムで言っていました)。
さて痛みと心・脳の関係ですが、
痛みを感じる(判断する)のは最終的には脳になります。
ところで、痛みの感覚はどこが一番敏感でしょうか?
体に痛み刺激を加えてみて、脳のどこが反応するか調べる検査(電極をつかうそうです)では、
手と顔(特に口周り)でほぼ80%。あとは足やお腹、腕などで残りの20%を占めるそうです。
だから手が痛い、顔が痛いというのはなかなか敏感に感じてしまうということです。
(ちなみに正常の触覚なども同じように分布しているそうです)。
これを患者さんにお話ししたところ、
「じゃあ認知症にならないためには話しながら手を使うといいんだね」と言われました。
そうかもしれないですね。
次回はもう少し臨床的な話を載せようと思います。
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